何からはじめる?!身体作りに欠かせない栄養について

今回は、栄養について触れてみたいと思います。読者の皆様は、栄養とはどのようなイメージでしょうか?身体や運動についての専門家として、欠かすことのできない分野かと思います。それにもかかわらず、頭では理解していながら、どうしても勉強するのが後回しになっていませんか?ここでは、栄養を考える時に必要な要素について説明したいと思います。

目次

バランスよく食べるってどういうこと?

病院からメディア、自分の母親にいたるまで、みんなそろって「バランス良く食べましょう」って言いますよね。バランスよくって一体どういうことでしょうか。
狭義の意味では、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、食物繊維、、、などを適量食べましょうということになります。ただ、ここまでの理解では不十分です。
例えば、バランスよく食べたものが吸収されずに、そのままお通じとして出たとしたら、食べることに意味はありません。つまり、広義の意味である吸収されたもので身体は作られるということが本当の意味でバランスよく食べて栄養をとることなのです。

例えば、ベジファーストやミートファーストと言った言葉を聞いたことがあると思います。野菜を先に食べることやお肉を先に食べることを指します。野菜やお肉を先に食べることで、血糖値の急激な上昇をおさえたり、消化する時間を伸ばして余分な吸収をさせない狙いがあったりします。
これらは、食べる順番が吸収に関係していることを指します。つまり、全く同じものを食べていても、身体を作るために利用できるかは違うのです。

フィットネスの栄養について必要な吸収されたもので身体が作られるというスライド
理事による栄養を考える勉強会(60分)

栄養を考えるとき、指導するときには、吸収されたもので身体は作られるということを忘れないようにしてください。栄養素、調理法、食べ合わせ、順番、タイミング、腸内環境、、、それらを網羅して伝えること、これが本当の栄養指導です。
栄養をきちんと考え指導しているけど結果がでないような場合、これらの要素に立ち返り、どこか不足している点がないかを見つめ直す機会にしてみてはいかがでしょうか。

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食事や栄養についても更新しているので、チェックしてみてください。

投稿者プロフィール

實 結樹
執筆監修

一般社団法人日本リハフィット協会 代表理事

国家資格(理学療法士取得)

脳卒中認定理学療法士

総合病院に10年勤務後、

埼玉県桶川市→上尾でリハビリ施設設立 5年目

2018年に日本離床学会で最優秀演題賞を受賞

臨床とビジネスの双方から挑戦を繰り返している

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