発表者目線にたった症例検討会とは?

今回は、症例検討会の目的や効果について、解説したいと思います。

症例検討会とは

症例検討会の案内図
症例検討会

理学療法士であれば、症例検討会ってありますよね。自分の病院や施設でやることもあれば、学会やエリアの研修会の一つとして行うこともあります。このように、症例検討会は理学療法士にとって当たり前のコンテンツです。

症例検討会の目的は、どこで行うかや誰が行うかで様々かと思います。例えば、自分の病院で行う場合をとっても様々です。新人さんに、症例発表をしてもらってベテランセラピストがアドバイスを行う場合が考えられます。逆に、ベテランセラピストに自分の考え方を公表してもらい、若手セラピストが参考にする場合もあります。発表者の経験だけで考えても、様々な目的が考えられます。

大きく目的を整理すると、臨床を客観的に報告し、議論することです。臨床の真実を追求することです。本当に歩行のこの部分が問題なのか、この評価の解釈はそれを指し示しているのか。ここに尽きると思います。そのため、形式的な症例検討会は、本当に本当に意味がありません。目的が発表することや、行うこと自体となっている場合です。もう一度言います。本来の目的は、臨床の真実を追求することのはずです。

臨床の真実の追求するコツ

形式的な症例検討会を免れるためのコツを検討してみましょう。

まずは、発表者。
発表者は、できるだけ客観的な評価を行っている必要があります。
主観的な評価や手技に偏った報告では、客観性に欠けます。
また、普段の臨床で考えていることも大切です。
普段の臨床で考えずに行っているセラピストが症例検討会で発表するために準備している場面があるとします。
もうこの時点で、発表することが目的となっています。
この時点で、症例検討会を行う意味がありません。
発表者ありきのコンテンツであるため、発表者は真摯であることが求められます。
きれいなスライドを準備することより、普段から考えること、自分の考えをきちんと伝えられること。この2点に集中してください。
それだけで症例検討会は劇的に変化します。

次に、聴講者。
必ず、発表者目線にたってください。
発表者が発表しやすいよう、自分の考えを報告しやすいように環境と雰囲気をつくってください。
フロアに質問するときはうなづく、目を見る、真剣に聞くなど、まずは態度で表しましょう。
臨床と同じです。だらっと座ったり、やる気のない態度で真実にたどり着けるわけがありません。
この態度をフロアが変えるだけで、ずいぶん変わります。
もう一つ。必ず意見しましょう。
発表者目線になってみてください。
発表したあと、誰にも何も言われなければ、どう思いますか?
聴講者は真実を追求する気がないんだ、、、そう思いますよ。
発表が分かりづらい点があれば、そこを聞けば良いです。
あいまいな議論しても、真実にはたどりつけないのですから。

一緒に真実を追求してみましょう

いかがだったでしょうか。
今すぐ変えられる点ではないですか?
これを発表者と聴講者で意識し合うだけで、違いますよ。

私たち、日本リハフィット協会の症例検討会では、真実を追求しています。
詳細は、下のボタンをクリックしてください。